11月26日、水星が逆行開始!淀みを振り落とし、本来の繋がりを取り戻す。
11月26日午前11時42分、水星が逆行を開始します。水星はそのまま12月16日まで逆行を続けます。
逆行といっても実際に逆方向に進むわけではなく、地球から見ると逆行しているように見えるということ。ただ、この「地球から見ると」ということが何より大切です。なぜなら占星術とは一人一人と星との関係性を読み解くもので、あくまで世界の中心は「自分」です。だから自分(地球)から見て「逆行している」のであれば、そこに真実があるということなのです。
**水星はコミュニケーションや言葉、交流などを司る星ですが、逆行することによりこれらの運勢が調整されていきます。**日々の運行により積もった淀みを、逆方向に進むことで振り落としていくイメージです。そのため日々のコミュニケーションにちょっと不具合が出てきます。誤解やすれ違い、メールやメッセージの不送信、誤送信。PCやスマホの故障も起こりがちな時です。企画を出したのに見逃された、重要な意見がスルーされてしまうなど仕事のトラブルもありそうです。
**大切なのは、逆行とは運命が正しい方向に進むための調整でありいわば「運命のストレッチ」であると知ることです。**ふだん使わない方向に筋肉や関節を伸ばすことで運命の巡りを良くするイメージ。だからひとたび逆行を終えると、それ以降はまるでパズルがはまったかのように言葉が巡り始めるはずです。
また、逆行にはもう一つの側面があります。**それは過去に戻るという側面です。**逆方向に進むことで、本来はそうなるべきだったこと、出会うべきだった人、行くべきだった場所などと改めて「出会い直す」ことがあるのです。逆行は運命を本来のレールに戻すための調整期間なのですが、一度過去に戻って改めて正しいレールに人々を乗せる感じなのです。
とかくネガティブに捉えられがちな水星逆行ですが、このようにポジティブな「巻き戻し」というイメージを持つことが大切です。やるべきだった過去をもう一度やり直すための期間であり、その「巻き戻し」のために少々日常がゴタゴタするといった感じで捉えてください。
いま水星は射手座に滞在しています。水星はここで以下に示す3段階のコミュニケーションのドラマを生み出すことになっています。そして今回、逆行期間に入ることにより水星が生み出すドラマは第②章に突入することになります。
①11月3日〜11月26日:水星が射手座にて順行する期間「新たな形のコミュニケーションが生まれる」
②11月26日〜12月16日:水星が逆行する期間「コミュニケーションの調整、運命のストレッチが行われる」
③12月16日〜1月8日:逆行を終えた水星が改めて順行する期間「後戻りやトラブルなどを経て①の新たなコミュニケーションがしっかりと形作られる」
水星が織りなすドラマは、その人の星座タイプによって変わります。以下から自分の星座タイプを選んで確認してみてください。
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