2月5日(月)〜2月11日(日)の魚座タイプの運勢
星はいま、水瓶座へと集まっています。日常の「土台」を形作る太陽を追いかけるように今週初めに水星が水瓶座へと移動し、来週には「ときめき」の星・金星、情熱の星・火星もそこに合流します。また、2月6日には水星と冥王星が水瓶座の世界で約一年ぶりにピタリと重なり、2月11日には旧正月となる新月が生まれます。
魚座からみると、水瓶座はひとつ後ろにあります。星は水瓶座→魚座という順番で動いていくのです。これが意味するのは、「水瓶座の世界」とは、魚座タイプのあなたにとって「最後の世界」であるということ。魚座から始まる12星座の旅の最終地点に水瓶座が存在しているのです。つまり、水瓶座に星が集中する今週は、あなたにとって
(残り文字)
最後の調整期間といえるとき。それはある種の「そぎ落とし」のタイミング。これまであなたの運命に積もった澱みをそぎ落とし、新たな姿で再び蘇るための断捨離の時間ともいえるでしょう。
それゆえ、これまで親密だった人、あるいは、もの、場所などとの関係が少し疎遠になったり、気持ちが離れていくことがあるかもしれません。たとえば、いつも楽しく一緒に仕事をしていた同僚と違うプロジェクトにアサインされたり、毎日のように聞いていたアーティストの音楽に少々飽きを感じたり。これまで存在した気持ちの繋がりがフェードアウトしていくような状況が訪れそうなのです。
ただ、これはネガティブに捉えるべきことではありません。長い年月をともにしている友人や家族との関係を想像してください。どんなに仲のいい人であったとしても、つねに同じような距離感を保っていたのではなかったはずです。関係性には波があるもので、いったん離れ、またなにかをきかっかけに接近するといったことを繰り返します。ときには、離れたまま関係性が消滅してしまうこともありますが、人生はそういうものです。誰かを失うことで生まれた隙間には、また新たな関係が生まれます。
これまで12星座を巡る旅をし、ひと回り成熟した星々は、もうすぐあなたの星座・魚座へとやってきます。それは太陽があなたを直接照らし、あなたが世界の中心となる「魚座の季節」の到来を意味します。それまでもうしばらく、したたかに日常を過ごすよう心がけてください。