「蝕の季節」が乙女座タイプのあなたに与えるもうひとつの運命とは？（10/15〜11/13）

日蝕、月蝕、そして、新月。「終わり」と「始まり」が入り混じった節目のとき。

10月15日から11月13日まで、日蝕と月蝕が交互に訪れる「触の季節」に入ります。10月15日に金環日蝕が生まれることで始まる「蝕の季節」は、10月29日の月蝕を経て、11月13日の新月でその幕を閉じます。

太陽と月が喰らい合うという激しいイメージから、この「蝕の季節」は、運命が強く揺れ動く期間と考えることができます。

日蝕とは、新月によって太陽が「喰われる」ように見えるとき。月蝕とは、地球の影に隠れることで満月が「喰われる」ように見えるとき。ふだんであれば、新月はものごとに始まりをもたらし、満月はものごとに達成をもたらすのですが、今回はそれぞれが「触」を伴うため、現在進んでいる運命が「喰われ」、流れがぐるりと「反転」することがあるのです。これが「蝕の季節」です。

ただ、こういった「反転」の出方は人それぞれで、大きな運命の変化を感じる人がいる一方、なにひとつ特別なことを感じないという人も多いようです。「蝕」がもたらす影響は不規則で読みづらいもの。重要なのは、潜在的には誰にでも「運命が反転する可能性」がある期間だと知ることです。

ここでは、10月15日から始まる「蝕の季節」が乙女座タイプのあなたに与える影響を、ひとつのストーリーとして記述します。「蝕」の影響は抽象的なストーリーでしかお伝えすることができず、それはあくまでぼんやりとした「可能性」でしかありません。ここからなにを読み取るかは人によって変わるはずですが、あなたのその解釈にこそ意味があると考えてみてください。

蝕の季節が乙女座タイプにもたらす、もうひとつの運命

これまであなたが感じていた物質的な手触り、基盤としていた具体的な数字、愛情を注ぐ目の前の人物など、この世界であなたが「確かだ」と感じていたものごとが、急速に失われていく感覚に陥るかもしれません。私たちの社会は、たとえばお金を「確かなもの」として社会の基盤としています。ものを買ったり、サービスを受けたりするさいの媒介としてお金を使い、また、働いたぶんだけ給料としてお金を受け取る。もちろん、お金の介在しない関係もありますが、お金無くしては社会が成り立たないのも事実です。ただ、そもそも本来的にお金は単なる数字でしかないというのも事実。人々がお金を信頼しているからこそお金はオーラを纏うことになるのですが、人々の信頼が崩れたとき、お金はそのオーラを失い、ただの紙切れとなります。このように、あなたがこれまで当然であり、確実と思ってきたお金や数字、ものごとの手触りなどが、だんだんと失われていく感覚に陥る可能性もあります。

もしかしたら、これはあなたの「価値観」が変わることの暗示かもしれません。

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