6月18日は新月。夏至直前に生まれる、誓いを投げかけるべき真空です。
6月18日午後1時37分、新月を迎えます。
新月とは月が太陽と重なることで、その月光をすべて失う瞬間です。
太陽の陰に隠れた月はその光をすべて失い、宇宙の漆黒に同化します。これは一つの満ち欠けのサイクルの終わりであり、新たな光のサイクルが始まる直前の「ゼロ地点」と言うことができます。真空状態とでも表現できそうな「可能性そのもの」が詰まった空白が新月であり、そこに人々は新たな始まりを見出して各々の願いや誓いを投げかけるのです。
新月は約1ヶ月に一度訪れる現象でありリセットの瞬間ですが、今回の新月は世界が新しいモードに突入することを知らせる新月でもあります。というのは新月の3日後の6月21日に夏至を迎えることから、いま世界は東洋思想でいう「陽極まりて、陰に転じる」段階、つまり潮流が変わるタイミングなのです。日照時間がピークに到達し、太陽のパワーが最高潮に達する中で起こるのが今回の新月なのです。
夏至は一年の折り返し地点でもあります。これまで勢いのあったものの力が弱まり、奥深い場所では新たな可能性が蠢き始めることになります。私たちも、これまでの出来事を過去のものとする決意により、また新しい始まりに向かうことができるはずです。6月18日に起こる新月は、2023年後半に向けてそんな始まりの誓いを投げかけるべき対象なのです。
以下の記事では2023年下半期(7/1〜12/31)の12星座別の運勢を紹介しています。
土星や冥王星の大移動など波乱に満ちた今年上半期でしたが、今年下半期はそこで生まれた可能性を現実としていくフェーズに入ります。今回の新月はその始まりを告げる、始まりの真空なのです。
※自分の星座タイプ、四柱推命タイプがわからない人は、SOLARITAサイトに無料登録すれば知ることができます。SOLARITAサイト
2023下半期(7/1〜12/31)西洋占星術で占う運勢
未来に向かおうとする推進力、過去に戻ろうとする調整力。ふたつの力が複雑に絡み合う。
あなたの星座で輝く木星からの祝福を受けながら、十年に一度レベルの成長を遂げる。
さまざまな選択を迫られ、迷いが生じても前向きに。今後の人生の「土台」を形作る時期。
仕事において重要な「絆」が。時代の変化の波に乗ること、あなた自身も急速に前進。
ポジティブな流れへと突入。これまでの努力が認められ、大きな「成功」を手に入れる。
大空に羽ばたくためには、高望みも必要不可欠。まずは「未知」と関わり、日常を「更新」。
木星と冥王星に大きく価値観を揺さぶられ、この時期、あなたは生まれ変わりを果たす。
太陽が、金星が、水星が、あなたを応援。いまが踏ん張りどころと覚悟して、一層の努力を。
着実に歩んでこそ、最高の幸せが待っている。自分を見つめ直すことで気づきを得るとき。
「喜び」によって充実した日々に。欲望の運気がもたらす「秘密」の出会いには用心を。
冥王星による「変容」の総仕上げ期間が転換点。あなたにとっての新しい時代が始まる。
言葉を巡らせて人と繋がり、より大きな人生の目的地へ。土星と木星の響きを感じ取ること。