「蝕の季節」が蟹座タイプのあなたに与えるもうひとつの運命とは?(4/20〜5/20)
日蝕、月蝕、そして、新月。「終わり」と「始まり」が入り混じった節目のとき。
4月20日から5月20日までの一ヶ月間は、日蝕と月蝕が交互に訪れる「触の季節」。4月20日に金環日蝕が生まれることで始まるこの「蝕の季節」は、5月6日の半影月蝕を経て、5月20日の新月でその幕を閉じます。
太陽と月がお互いに喰らい合うという激しいイメージから、この「蝕の季節」は、運命が強く揺れ動く期間と考えることができます。
じっさい、古来人々は「蝕」から多くの意味を読み取ってきました。たとえば、戦争における転換点の訪れであったり。政治体制の大きな変化を確信する人々もいました。そう、「蝕」がもたらすのは「急速で劇的な変化」です。この「蝕」が繰り返される「蝕の季節」は、約半年に一度訪れる、緊張に満ちた一ヶ月間です。
「蝕」は西洋占星術においてもさまざまに解釈されますが、私たちSOLARITAはこの期間を表と裏の運命が入れ替わる可能性のある期間と考えます。「表」の運命は、いま人々が歩んでいる現実の運命。そして、「裏」の運命は、現実とは違うもうひとつの「可能性としての運命」とでもいえる運命。太陽が月を「喰らい」、月が太陽を「喰らう」という現象が急激な変化を引き起こし、ものごとの位置関係を変えてしまうことがあるのです。
ただ、こういった「反転」の出方は人それぞれで、大きな運命の変化を感じる人がいる一方、なにひとつ特別なことを感じない人もいます。「蝕」がもたらす影響は、いろいろな意味で不規則かつ読みづらいもの。重要なのは、潜在的には誰にでも運命が反転する可能性があるということです。
また、今回のように日蝕→月蝕→新月と続く「蝕の季節」は、新月→満月→新月という流れでもあります。日蝕は新月と同時に起こり、月蝕は満月と同時に起こります。西洋占星術的にいうと、新月はひとつの「始まり」を生み出します。そして、満月はひとつのサイクルの達成を意味します。そういった観点から約半年ごとに訪れる「蝕の季節」を読み解くと、この一ヶ月はこれまでの半年間のサイクルの「終わり」と、今後半年間のサイクルの「始まり」が入り混じった節目の期間ということもできます。
ここでは、「蝕の季節」が蟹座タイプのあなたに与える影響をお伝えします。とはいえ、「蝕」の影響について説明するのは難しく、ぼんやりとしたストーリーでお伝えすることしかできません。そして、このストーリーはあくまで可能性に過ぎないのです。ここからなにを読み取るかは人それぞれかと思いますが、あなたのその解釈にこそ意味があると信じることが大切です。
この一ヶ月、蟹座タイプのあなたには、以下のようなストーリーが「反転」の可能性として訪れます。これが現実となるか否かは断言できないのですが、自分の運命が反転する可能性があるということは知っておいてください。
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