水星が乙女座タイプにもたらすコミュニケーション運 （4/4〜6/11）

水星がもたらすコミュニケーションの行方、そして、逆行の影響。

今回、水星が牡牛座に滞在するのは、4月4日から6月11日までです。途中で逆行期間を挟むことにより、ふだんの三倍以上という期間を牡牛座で過ごすことになります。ここでは、乙女座タイプのあなたのコミュニケーションが辿る道筋を、以下の三つの期間にわけてお伝えしていきます。

①4月4日〜4月21日：水星が牡牛座に滞在する期間「新たなコミュニケーションが生まれる」

②4月21日〜5月15日：水星が逆行する期間「コミュニケーションの調整が始まる」

③5月15日〜6月11日：逆行を終えた水星が改めて順行する期間「後戻りやトラブルなどを経て、①の新たなコミュニケーションがしっかりと形作られる」

①4月4日〜4月21日：水星が牡牛座に滞在する期間「新たなコミュニケーションが生まれる」

この期間、乙女座タイプのあなたは「遠い世界との出会い」がキーワードになっています。水星は、乙女座タイプのあなたの言葉や思い、企画やアイデアなどを未知の世界に届けようと働いていきます。

ここで言う「遠い」とは、海外など物理的に遠い場所ということもありますが、ただ距離の問題だけでなく、単にあなたがまだ知らない世界のことも指します。

例えば、通勤や通学途中、毎日のように顔を合わせる人がいるけれど、その人の素性はまったく知らない。あるいは、同じ職場で同じフロアにいる人だと認識はしているけれど、おしゃべりを交わしたことがほとんどない。長くつき合いのある友人なのに、実は本来の趣味や好み、生い立ちなどは詳しく知らない……ということがあるものです。こういった人々へ、あなたのコミュニケーションが届いていくよう水星は強く働いていきます。

遠くの場所を求めることとはつまり、新しい世界を求めるということなのです。

水星はあなたの声を強く、遠くへと届けようと働き、あなたを新しい世界へと巻き込んでいこうとします。言葉は他の言葉を呼ぶことで増幅していき、それは新たな情報や企画、恋愛やアイデアを巻き起こします。コミュニケーションそのものが生き物のように勝手に動き出し、これまで縁のなかったような不思議なタイプとの出会いに導かれることもあるのです。

ただ、この期間の最終期に大きな星の動きがあります。4月20日に皆既日食が起こり、そこから日蝕と月蝕を繰り返すことで運命が反転する「蝕の季節」が始まるのです。これは運命に予測不能の突然の変化が起こりうる1ヶ月です。そしてこの「蝕の季節」が始まった翌日、水星は逆行を開始することになります。

②4月21日〜5月15日：水星が逆行する期間「コミュニケーションの調整が始まる」

この期間は、①で説明したコミュニケーションに少し停滞が訪れるかもしれません。水星逆行期間は誤解やトラブル、すれ違いが起こったり、あるいは逆に「何も変わらない」という状態に疲れたりしてしまうこともあり得ます。これらは典型的な水星逆行の影響と言えます。言葉がうまく噛み合わなくなって、思い違いやすれ違いが日常の生活を揺るがしていく時なのです。

ここで大切なのは、

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