１２月２３日、一陽来復を祝福する「最後の新月」が生まれます！

12月23日午後19時16分、新月を迎えます。

新月とは月が太陽と重なることで、その月光をすべて失う瞬間です。
太陽の陰に隠れた月はその光をすべて失い、宇宙の漆黒に同化します。これは一つの満ち欠けのサイクルの終わりであり、新たな光のサイクルが始まる直前の「ゼロ地点」と言うことができます。真空状態とでも表現できそうな「可能性そのもの」が詰まった空白が新月であり、そこに人々は新たな始まりを見出して各々の願いや誓いを投げかけるのです。

新月は約1ヶ月に一度訪れる現象でありリセットの瞬間ですが、今回の新月は世界が新しいモードに突入することを知らせる新月でもあります。というのは12月22日に冬至を迎え、いま世界は東洋思想でいう「陰極まりて、陽に転じる」段階、つまり潮流が変わるタイミングなのです。暗闇に塞がれた季節がそのピークを過ぎ、太陽のパワーがこれから少しづづ強まり始めます。これまで勢いのあったものの力が弱まり、奥深い場所では新たな可能性が芽生え始める。そう、これは世界が新たな段階に入ったことを知らせる新月なのです。

また、この新月は2022年最後の新月でもあります。ここから生まれる月光は2023年へと繋がっていきます。さらに新月の瞬間、月と太陽は幸運の星・木星と共鳴することで、来年に繋がる幸運の始まりを告げる新月でもあるのです。

木星はちょうど12月20日に牡羊座に移動したばかりです。これは2023年の幸運を美しく形作る大きな出来事。そして今回の新月は「大いなる始まり」の可能性に満ちた真空です。あなたの新年の願いや誓いを新月に投げかけてみてください。そこに木星のもたらす幸運が反応するはずです。

以下12星座別に、牡羊座に移動した幸運の星・木星が2023年前半の人々にもたらす幸運を紹介します。幸運が今回の新月とともに始まる、そんなイメージとともに文章を読んでみてください。

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