１１月８日、皆既月蝕。運命が反転する「蝕の季節」がピークへ！

2022年11月8日の午後8時2分、満月を迎えます。

この満月は特別です。なにしろ満月の瞬間、太陽に照らされた地球の影に満月が丸ごと飲み込まれるのです。そう、皆既月蝕が起こるのです。

10月25日の日蝕から私たちは「蝕の季節」に入っていますが、この皆既月蝕によりそれが一つのピークを迎えそうです。「蝕の季節」は約半年に一度のペースで訪れますが、いつも日蝕→月蝕→日蝕といった感じで「蝕」が連続します。月蝕とは満月が地球の影に隠れることで「食われる」ように見える時。そして日蝕とは太陽が新月と重なることで「食われる」ように見える時。 これらは普段であれば満月と新月という約1ヶ月に一度ずつ訪れる現象なのですが、それぞれが「蝕」を伴うことによって現在進んでいる運命が「食われる」と解釈できます。いま進んでいる運命がぐるりと「反転」する可能性が出てくる期間。これが「蝕の季節」です。そして11月8日の皆既月蝕はそのピークを伝える、緊張感に満ちた現象となっています。

さらに言うと、今回の月蝕にはもうひとつイレギュラーな現象が重なります。それは、この月蝕が変革の星である天王星に覆いかぶさることです。つまり、月蝕の月が天王星を「喰らう」天王星蝕が起こるのです。これは「蝕の季節」がもたらす運命の反転に、さらなる変革パワーが加わることを暗示しています。

運命が反転する「蝕の季節」は11月24日の新月まで続きます。そしてそれが導く運命とは、現在進んでいる運命とは違う場所で進んでいるもう一つの運命です。あなたの人生に急に別の運命が入り込んでくる、あるいはいま生きている現実が急に反転する。「蝕」とはそのような現象を起こす可能性がある時間です。ただ、それはあくまで「可能性」です。まったくそのような影響を受けない人も多いもの。占星術的にも予測不能なのが蝕の一番の特徴なのです。

以下では星座タイプ別に、「蝕の季節」があなたの運命に与える「可能性」をお伝えします。抽象的な文章ですが、「蝕」の影響はそれを受け止める人との相互作用によって生まれるもの。読みながら、あなたの心に浮かぶストーリーを大切にしてみてください。

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