１０月２３日、太陽が蠍座に移動！ 心は深く潜り、肉体は妖しく疼く季節へ。

10月23日午後11時21分、太陽が蠍座に移動します。これから11月22日までの一ヶ月間、蠍座の空気が世界を包む「蠍座の季節」が始まります。

蠍座はちょっと特殊な星座です。もちろん他の星座もそれぞれ個性を持っているのですが、蠍座はさらに異質な雰囲気を生み出している世界です。そこでは「秘密」がキーワードとなります。別の表現をするならば、表側よりも裏側にスポットが当たる世界とも言えます。表面上に現れる感情よりもその奥底で蠢く欲望が世界を動かします。言葉よりも肉体が存在感を増していき、前に進むのではなく、上に伸びるのでもなく、深く潜っていく傾向が生まれます。

そして今回、この深く潜っていく傾向は他の惑星の存在によりさらに強まることになります。

太陽が蠍座に移動するのと同じ10月23日、ときめきの星・金星も蠍座へと移動します。

そして、10月30日にはコミュニケーションの星・水星も蠍座へと移動します。

これは蠍座に滞在する3つの星が深く絡み合いながら、物事を深く密接に絡めていくようなイメージです。ちょっとした好意が深い恋愛へと深化したり、あるいは人には言えない秘密の関係性（それは浮気や不倫かもしれません）を生み出すこともあります。言葉は妖しいオーラをまとうことでふだんとは違う伝わり方をすることもあります。表と裏が反転するような、不思議で妖しい期間がこの「蠍座の季節」なのです。

もちろん、これは悪いことではありません。前進するよりも、高く飛び上がるよりも、深く潜ることが大切な局面は誰にでも訪れます。また無数の言葉よりも、肉体的な関係により多くのことを理解できることもあります。ふだんとは違う運勢の流れに乗ることで、これまで気がつかなかった新たな道を発見することもあるのです。

この期間、さらにお伝えしたいことがあります。それは10月25日の日蝕から約一ヶ月の「蝕の季節」に突入することです。日蝕とは光を失った新月が太陽を「喰らう」瞬間であり、月蝕とは太陽に照らされた地球の影が満月を「喰らう」瞬間です。そして、これらが続け様に起こる「蝕の季節」は、通常流れている運命が反転する可能性のある緊張感に満ちた期間となっているのです。

ここで重要なのは、太陽は日常の「土台」の運勢を形作る星ということです。太陽が導く日常の運勢を掴むことであなたは「蝕の季節」が生み出す大きく深い変化に乗ることができるはずです。日常の運勢を掴むことが大きな運命のうねりに繋がっていくのがこの1ヶ月と言えるのです。

10月23日からの太陽が蠍座に滞在する期間、その具体的な影響は星座タイプによって変わります。以下から自分のタイプを選んで、一ヶ月間の「土台」の運勢を確認してください。

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