１１月２２日、太陽が射手座に移動！ 暗闇で見出したものを世界に開いていく。

11月22日午前11時34分、太陽が射手座に移動します。ここから一ヶ月間、12月22日まで太陽は射手座に滞在し、人々の日常の「土台」となる運勢を力強く形作っていきます。

射手座はとても伸びやかな世界です。これまで太陽はひとつ前の蠍座に滞在していたのですが、そこでは運命は深く深く潜ることを方向づけられていました。深海で見出したものを、これからは一気に天空へと開いていく。そんな伸びやかな期間なのがこの一ヶ月の「射手座の季節」なのです。特に11月25日からはコミュニケーションの星・水星も射手座に移動し、太陽と協力しながら、人々の言葉や交流を一気に世界に巡らせていく時期に入ります。

太陽は365日かけて12星座を一周する星です。私たちの時間を生み出し、世界に季節をもたらします。金星は恋愛運、水星はコミュニケーション運など、星はそれぞれ役割を持っていますが、太陽はそれら運勢の「土台」部分を受け持っています。いわば、私たちの日常の輪郭を形作る星なのです。11月22日から一ヶ月はこの「土台」の運勢が、上述のとおり上空に急速に伸びていくような流れに入っていきます。

ただこの期間、ひとつイレギュラーなことがあります。11月19日に満月を迎えましたが、この満月は月蝕を伴ったのです。

そう、太陽が射手座に滞在する「射手座の季節」は、月蝕と日蝕を繰り返す「蝕の季節」と重なっているのです。運命が予想外の展開に巻き込まれ、突然の方向転換などが起こりやすくなる期間です。この「蝕の季節」は12月4日の皆既日蝕でそのピークを迎えます。それは射手座の太陽が新月に「喰われる」瞬間。なにか予測不能の流れがいきなり押し寄せる可能性もあるというわけです。

とはいえ、基本的には、射手座の太陽は力強く私たちの日常を照らし、世界が伸びやかな空気に包まれる一ヶ月となるはずです。もし「蝕の季節」の影響で突然の変化があなたを襲ったとしても、偶然に開かれた心でいることがとても大切です。「射手座の季節」とは、そんな開かれた心を私たちにもたらしてくれる自由で伸びやかな季節なのですから。

「射手座の季節」があなたにもたらす「土台」の運勢は、その人の星座タイプによって変わります。以下から自分の星座タイプを選んで、自分の運勢を確認してみてください！

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