１１月５日、新月を迎えます。深い変革へと通じるゼロ地点。

11月5日午前6時14分、新月を迎えます。

新月とは月と太陽が重なる現象です。太陽の影に隠れることで月はその光をすべて失います。これは宇宙に浮かんだ「円い真空」といったイメージです。そしてこれは一つのサイクルの終わり、そして新たなサイクルの始まりを同時に宿した真空なのです。人々が新月に願いや誓いを投げかけるのもこの「円い真空」に想いを吸い込んでもらうためです。そして願いや誓いを吸い込んだ新月は、また新たな月光を放ち始めることになります。

今回の新月は蠍座で起きます。これには二つの大切な意味があります。

まず、この新月が「蠍座の季節」のピークを伝えるものであることです。いま太陽は蠍座に滞在中で、この星座特有のディープでミステリアスな空気で世界を包み込んでいます。太陽が蠍座に滞在するのは1ヶ月間ですがこの新月がその滞在のピーク、つまり蠍座の太陽の力がもっとも強まる地点と考えられます。

そしてもう一つこの新月が宿す大きな意味とは、この新月はは変革の星・天王星と真正面から向き合う緊張感のある新月ということです。天王星は変革、それも約8年ほどかかる根本的な変革へと人々を導く星です。新月は始まりをもたらす現象です。新月の瞬間、天王星と正面から向き合うことは新たな始まりが「変革」とともに訪れることを暗示していると解釈ができます。「蠍座の季節」のピークに相応しい、激しく、そして可能性に満ちた新月と言えるのです。

天王星はいま逆行中、約8年かかる変革への道のりを調整している最中です。天王星があなたにもたらす「変革」の形を、以下星座タイプ別に紹介します。

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