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9月27日、水星が逆行開始!「運命の整体」で、淀みを振り落とす期間に突入。

9月27日14時10分、水星が逆行を開始します。水星はそのまま10月19日まで逆行を続けます。

逆行といっても実際に逆方向に進むわけではなく、地球から見ると逆行しているように見えるということ。ただ、この「地球から見ると」ということが何より大切です。なぜなら占星術とは一人一人と星との関係性を読み解くもので、あくまで世界の中心は「自分」です。だから自分(地球)から見て「逆行している」のであれば、そこに真実があるということなのです。

水星はコミュニケーションや言葉、交流などを司る星ですが、逆行することによりこれらの運勢が調整されていきます。日々の運行により積もった淀みを、逆方向に進むことで振り落としていくイメージです。そのため日々のコミュニケーションにちょっと不具合が出てきます。誤解やすれ違い、メールやメッセージの不送信、誤送信。PCやスマホの故障も起こりがちな時です。企画を出したのに見逃された、重要な意見がスルーされてしまうなど仕事のトラブルもありそうです。

大切なのは、逆行とは運命が正しい方向に進むための調整でありいわば「運命の整体/ストレッチ」であると知ることです。ふだん使わない方向に筋肉や関節を伸ばすことで運命の巡りを良くするイメージ。だからひとたび逆行を終えると、それ以降はまるでパズルがはまったかのように言葉が巡り始めるはずです。

また、逆行にはもう一つの側面があります。それは過去に戻るという側面です。逆方向に進むことで、本来はそうなるべきだったこと、出会うべきだった人、行くべきだった場所などと改めて「出会い直す」ことがあるのです。逆行は運命を本来のレールに戻すための調整期間なのですが、一度過去に戻って改めて正しいレールに人々を乗せる感じなのです。

とかくネガティブに捉えられがちな水星逆行ですが、このようにポジティブな「巻き戻し」というイメージを持つことが大切です。やるべきだった過去をもう一度やり直すための期間であり、その「巻き戻し」のために少々日常がゴタゴタするといった感じで捉えてください。

いま水星は天秤座に滞在しています。水星はここで以下に示す3段階のコミュニケーションのドラマを生み出すことになっています。今回、逆行期間に入ることにより水星が生み出すドラマは第②章に突入することになります。

①8月30日〜9月27日:水星が天秤座に滞在する期間
「新たな形のコミュニケーションが生まれる」

②9月27日〜10月19日:水星が逆行する期間
「コミュニケーションの調整、運命の整体が行われる」

③10月19日〜11月6日:逆行を終えた水星が改めて順行する期間
「後戻りやトラブルなどを経て、①のコミュニケーションがしっかりと形作られる」

天秤座の水星が織りなすドラマは、具体的にはその人の星座タイプによって変わります。以下の記事から自分の星座タイプを選んで確認してみてください。

なお、いま水星以外に5つの星が逆行しています。木星、土星、天王星、海王星、冥王星。このうち冥王星、土星、木星の3つの星は今回の水星逆行期間中に、次々と逆行を終えていきます。さまざまな運命が逆行による「整体」を終えて、生き生きと本来の力を発揮するのです。そういう視点から見ると、今回の水星逆行は、さまざまな星を逆行から目覚めさせる役割を担っているようにも見えてきます。

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12星座別、水星があなたにもたらすコミュニケーションの運勢(8/30〜11/6)

逆行を挟むことで生まれる、三段階のコミュニケーションのドラマ。

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