９月２１日、満月を迎えます。彼岸に生まれるとても不思議な力を持つ「中秋の名月」です。

9月21日、満月を迎えます。彼岸を直前に控えたとても不思議な力を持つ満月です。

9月21日の午前8時54分、満月となります。この満月は中秋の季節に起こる「中秋の名月」でもあり、澄み切った秋空に浮かぶ美しい月として古くから愛されてきました。もともと「中手の名月」は十五夜（新月から15日目の月）のことを指したので、必ずしも満月となるわけではないのですが、今回はぴったりと満月となっています。

ところで、今回の満月はスピリチュアルな意味合いが特に深いものになっています。

まず、ちょうど彼岸に起こる満月です。彼岸はこの世とあの世が繋がり、懐かしい人をこの世に迎え入れる期間です。これは9月23日に秋分を迎えることからその前後3日を含めて彼岸としたもの。昼と夜、此岸と彼岸、そして物事を区切る境界が薄くなる不思議な期間に生まれるのが今回の満月なのです。

そしてこの満月は魚座で起こります。占星術的に魚座は12星座最後の世界で、物事の境界が曖昧に薄れていく世界です。はからずも西洋占星術的にも、前述の彼岸と意味合いが近い不思議な世界で起こる満月となっているのです。

さらに、この満月は冥王星と共鳴します。トラインと呼ばれる共鳴によって、冥王星が司る「破壊と再生」の物語が強く私たちの心の奥底にて照らされる、そんなイメージが浮かんできます。冥王星はとても、とても深い心に影響を与える星です。長い時間をかけて、自分では意識できない深い心の何かを「破壊」して、また「再生」させる役割を持っているのです（現在逆行中でもある冥王星があなたに与える影響は以下、星座タイプ別記事にてお伝えします）

暦の上では秋が深まっています。秋分を控え夜の長さがグングンと伸びているこの季節、世界の空気が変わる合図のような神秘的な満月です。

※自分の星座タイプ、四柱推命タイプがわからない人は、SOLARITAサイトに無料登録すれば知ることができます。SOLARITAサイト