1月17日から冬土用に入ります。四柱推命タイプ別、気をつけるべきこととは?
1月17日から土用という期間に入ります。これは2月2日まで続くもので、この土用が終わると「立春」を迎えます。
「土用の丑の日」で有名な土用ですが、実はこれは「四季が切り替わる期間」を意味する言葉です。ですので、春夏秋冬の終盤すべてに土用があります。そして、今回の土用は冬から春への切替期間である「冬土用」となっています。
土用とはそもそも中国の古代思想である五行説における「土」行(物事の変化と調整を司る力)が旺盛になる時期という意味です。春は「木」行、夏は「火」行、秋は「金」行、冬は「水」行に対応しているのですが、四季それぞれの境目に「土」行が入ることで季節の巡りが調整されるのです。
今回の冬土用は、冬の「水」行(物事の根底を支えるエネルギー)から、春の「木」行(物事が成長するエネルギー)へと移行するための調整役として「土」行が働くことになります。土用とはいわば季節間の「クッション」の役割なのです。
四柱推命は季節の変化がその人に与える影響を読み取る占いです。季節に合わせて生きることで、運気もまた正しく巡っていくという思想があるのです。だから、土用の期間は季節とともに運気も変化する期間と考えられています。
そして四柱推命では立春から新たな一年が始まると考えるので、冬土用は一年の締めくくり期間ともなっています。
この17日間は社会全体として「土」の要素が多くなるので少しニブい雰囲気になりがちですが、一人一人に与える運気はその人の四柱推命タイプによって変わります。以下、四柱推命タイプ別の土用期間の運気アドバイスを紹介するので、この季節と運気の調整期間である土用を有意義に過ごせるよう参考にしてください。
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・四柱推命タイプが木(甲・乙)の人
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