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11月15日、新月を迎えます。「触の季節」を控えたゼロ地点です。

11月15日14時7分、新月を迎えます。
新月とは月が太陽と重なる瞬間。太陽の陰となった月がその光を全て失った状態のことを言います。一つのサイクルの終了であり、新たなサイクルが始まる直前。いわば真空状態のゼロ地点です。新月に願いや誓いをかけるのは、この真空状態の月に想いを吸い取ってもらうためと言えます。

今回の蠍座の場所で起こります。
蠍座には現在、太陽と水星が滞在中。星座の力がかなり強まっている「蠍座の季節」のピークとも言えそうです。蠍座特有の深い心や欲望が、新月がもたらす新たな始まりと密接に絡んでくるイメージも浮かびます。秘められた関係や肉体関係がクローズアップされるのも、この新月の特徴です。

そして何よりお伝えしたいのが、この新月の次に訪れる11月30日の満月のこと。それは月蝕をともないます。
そう、「蝕の季節」がまた訪れるのです。
「蝕の季節」は不意打ちのように運命が切り替わる可能性がある時で、まるでパラレルワールドが入れ替わるような、そんな不思議が起きる時空です。

この「触の季節」は11月30日の満月&月蝕から12月15日の新月&日食まで続きます。
そして日食を終えるとほぼ同時に土星と木星が一斉に水瓶座に移動。12月21日にはこの二つの星が重なる、20年に1度の「グレートコンジャンクション」が起こります。

今年の年末、星はとても強い運気を放つことになります。