9月17日、新月を迎えます。「時代が変わる予感」の訪れも。
9月17日20時、新月を迎えます。
新月とは地球から見て太陽と月が重なる現象で、月はこの瞬間すべての光を失います。
このため新月は一つのサイクルの終わりと考えられ、また同時に新たな始まりの直前のゼロ地点とも考えられています。いわば「可能性が詰まった真空状態」とでも表現できる時なのです。
だから昔から人々は新月に願いをかけます。真空状態の月に自分の思いを吸い込んでもらうために、新月に願いや誓いをかけるのです。
今回の新月は光を失う瞬間、天王星と冥王星と共鳴します。
これは天王星によって心に変革が訪れ、冥王星によって無意識が刺激されることを意味します。つまりこの新月がもたらす「新たな始まり」には、無意識レベルの変化がもたらされることを暗示しているのです。
心理学のある流派では人々の無意識は繋がっていると考えます。無意識の世界では人の考えていることは他の人と共有されていて、例えばテレパシーなどの現象もこの無意識の繋がりによって解釈することができるのです。
この新月は、こういった人々の無意識を動かす力があります。それは社会がこれまでと違う方向に動き出す合図かもしれません。みなで打ち合わせをしたわけでもないのに、人々の心が示し合わせたかのようにある方向に動き出す、そんなことが起こりうる時です。
「時代が変わる」
勘のいい人なら、そんな予感を受け取ることもありそうです。