５月１３日、火星が最後の世界・魚座に移動。ものごとを動かす「情熱」の行方は！？

5月13日に情熱の星・火星が魚座に移動します。
火星は6月28日まで魚座に滞在し、人々にそれぞれの情熱を注いでいくことになります。

火星は1.5〜２ヶ月かけて1つの星座を旅する星です。滞在する星座で吸い込んだ運気を、人々に情熱という形で吹き込んでいく役割を持っています。
そもそも運命とは個々人が行動することで巡っていくものです。何も行動を起こさなければ、運気が淀んでいき、定められた方向に運命が進んでいくこともないのです。よく言われることですが、やはり行動することが何より大切です。
そして火星は、この行動のためのエネルギー、情熱を人々に注いでいく星です。人々が持つ複雑で個性的な運命を推進するような役割を持っているのです。

ただ、火星が魚座に滞在するこの１ヶ月半は少し問題です。社会全体のエネルギーが進む方向を見失うという暗示があるのです。
でも、これはネガティブな意味ではありません。例えばこれまで何かを求めて一生懸命進んできた人が、その情熱が今後進むべき方向について別の可能性を試してみたくなる時とでも言える時期なのです。迷走というよりも、次なる前進に向けた「溜め」の時期といったイメージです。
そのため、人々がそのエネルギーを内側に溜め込みがちとなります。フラストレーションが溜まり鬱屈しがちですが、しかし物事を新たな方向に進ませるためには必要な期間であると言えます。

魚座は12星座最後の世界です。これまで約2年ほど旅をしてきた火星が辿り着いた最終の場所です。ここでいったん火星は、その情熱を社会や人々の内側に巡らせます。外に向かわせるのではなく、内側に巡らせることで、新たな向かうべき方向を確かめているのです。
社会全体がイライラすることもありそうですが、これは次なる進歩のための停滞とでも考えてください。

そして大切なのは、この火星のエネルギーは個々人に対してはそれぞれ違った形で注がれていくことです。
社会全体に対しては「溜め」の時期であっても、ある人には恋人への情熱として、ある人には仕事への情熱、ある人には生活への情熱としてそのエネルギーは注がれていくのです。
5月13日からの１ヶ月半、以下の星座タイプ別に火星の情熱が注がれる場所をお伝えします。自分の星座タイプを選んで詳細な運気を確認してください！

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