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乃東枯(なつかれくさ かるる)の6日間です(6/21-6/26)

二十四節気「夏至」の初候は七十二候「乃東枯(なつかれくさかるる)」の6日間となります。

乃東枯は二十四節気の夏至とともに始まります。
一年で昼間が最も長く、それゆえに太陽の力が最も強まる時季です。

乃東とは「夏枯草(かこそう)」の古名で、これはうつぼ草のことを指します。
夏至の頃に芽を出し夏至の頃に枯れることから、夏枯草と呼ばれることになったのです。

木々の緑がいっそう深まり夏の花々が勢いよく咲き誇ろうとするこの時期に枯れる、というのがうつぼ草の特徴。時流に逆らうかのように己の人生を貫く姿には、ちょっとした気高さも感じられます。

うつぼ草は一足先にその花を枯らしますが、枯れた穂は、利尿剤、うがい薬などにも用いられます。東洋でも西洋でも、この草は古来から癒しの植物として用いられてきました。

「陽」の気が最も強くなる時期に、我が身を呈して人々を癒す草なのです。

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