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螳螂生(かまきりしょうず)の6日間です(6/6-6/10)

二十四節気「芒種」の初候は七十二候「螳螂生(かまきりしょうず)」の5日間となります。

昆虫のかまきりが生まれる時期です。秋に産み付けられたかまきりの卵から2〜300の幼虫が一斉に出てくるころ。生まれたばかりの幼虫でも、しっかりとかまきりの姿をしていることにちょっとした驚きを感じる季節です。

かまきりはいくつか独特の習性を持っていることから、幸運をもたらす昆虫とされることがあります。

・前脚を合わせて祈りを捧げるような姿をすることから「おがみ虫」という呼び名を持っています。
・多くの幼虫を生み出す産卵をすることから、子宝の象徴とされます。
・7、8回の脱皮をしながら成虫していくことから、成長することの象徴とされます。
・ギリシャ語ではMantidaeと呼ばれ、これは預言者や占い師を意味します。

その見た目の恐ろしさとは逆に、成長や幸運をもたらす生物と考えられているのです。
また、かまきりは畑の害虫を食べることから人々に益をもたらす「益虫」と言われることがあります。ただ他の益虫をも食べてしまうため、単純に善悪をつけるのも難しいようです。
こういった本能的な肉食性も、かまきりにある種の神秘性をもたらしているはずです。


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