あなたの運命

木星が獅子座タイプに与える幸運と拡大(5/14〜2022.5/11)

逆行を挟むことで生まれる五段階の幸運、そして拡大の流れ。

木星が魚座に滞在する期間は、5月14日から2022年5月11日までの一年間。ただこの期間内、木星は逆行をすることでひとつ前の水瓶座に一時的に戻ってしまいます。これにより、獅子座タイプのあなたに訪れる幸運と拡大の流れは、以下のとおり五つの期間にわかれることになります。

①5月14日〜6月21日;木星が魚座に滞在する期間「生まれ変わる予感、何かが終わる予感の訪れ」

②6月21日〜7月28日;木星が逆行をする期間「さまざまなことを削ぎ落としていく」

③7月28日〜10月18日:木星が逆行をして、水瓶座に戻る期間「出会うべきだった誰かと出会う」

④10月18日〜12月29日:木星が逆行を終え、再び水瓶座を順行する期間「その出会いが意味深くなっていく」

⑤12月29日〜2022年5月11日:木星が再び魚座に滞在する期間「価値観が生まれ変わり、なにかが始まる」

以下、それぞれ順を追って説明していきます。

①5月14日〜6月21日:生まれ変わる予感、なにかが終わる予感の訪れ

木星は幸運、そして拡大をもたらす星です。5月14日から一ヶ月弱という短い期間ですが、木星はあなたの「自分の知らない自分」を拡大させる運気となっています。恋愛に関してはより密に、より深い関係に入っていく傾向があり、自分自身についても深い理解を得ることになりそうです。外側からはわかりにくいのですが、あなた自身の存在がとても深まっていく期間なのです。いわば表から裏へと反転するような運気で、ものごとの裏側に木星の力が注がれて拡大されていくといったイメージ。そういう意味では不倫や浮気といったことにも拡大の運気が注がれていく傾向もある一方で、「性」の拡大を通じて自分自身を知ることになる人もいるはずです。

これがはたしてハッピーかどうかは意見がわかれるところではありそうですが、木星が司る「拡大」という役割は、獅子座タイプのあなたにはこのように働いていく傾向があるのは確かです。そして、その目的はお伝えしたように「自分の知らない自分」を知るということにあるようです。自分で考える自分の性格は実際のあなたとは少しずれている、ということはよくあります。かといって、他人から見たあなたも本当のあなたとは違うと感じている人も多いでしょう。本当の自分とはなんなのか、どのような人物なのかと疑問を持ったことのある人は多いはずです。木星は「自分の知らない部分」を拡大していく働きをするのです。

「え……?」という反応の人もいると思います。「ぜんぜん幸運に思えない」という感想もあるでしょう。そうですね、ほかの星座タイプの人に与える影響と比べて、ちょっとわかりにくいところがあります。あなた自身が気づいていない深い自分、それが拡大するということなのですから。まずいえることは、この深い場所の拡大とは、あなたにとってひとつの「生まれ変わり」となることです。新たに始まるためには、一度終わりを迎えなければなりません。逆にいえば、新たな始まりがあるところには、必ず終わりがあります。たとえば昆虫がサナギから脱皮して成虫になるように、あるいは蛇が脱皮を繰り返して大きくなるように、人間も精神的に成長するためには、一度古い自分を脱ぎ捨てることが必要なのです。木星はその生まれ変わりのために、あなたの深い場所を拡大していくのです。

②6月21日〜7月28日:さまざまなことを削ぎ落としていく期間

①で生まれた流れが強くなり、あなたは自分がすでに必要としていないものを数多く持っていることに気づくことになりそうです。生まれ変わりの旅に出るには、自分の持ちものを捨てていかなければなりません。限られた荷物のなかでなにを持っていくかが重要となります。それは、長い期間過ごしていくうちにでき上がった関係性かもしれないし、意味がないと知りつつ続けている日常の行為、あるいはもうそこにはひとつも宝石が埋まっていないと悟ってしまったいまの仕事なのかもしれません。

6月21日からの木星逆行の最初の一ヶ月半、あなたは「生まれ変わり」を目指して、これまで身につけた人間関係、仕事、あるいは日常そのものを削ぎ落としていく経験をするはずです。いままで自分のアイデンティティとなっていた仕事、あるいは能力や技術などを手放すこともあり得ます。親密だった関係性や長年過ごしてきた場所との別れが訪れることがあるかもしれないのです。そして、それらは痛みを伴いがちです。日常を過ごすことで自分の身体の一部となっているものごとと別れるには大きなエネルギーが必要だからです。この期間はなにをしたいのか、どこに行きたいのか、そしてどんな仕事をすべきか、などと、どんどんシャープに研ぎ澄まされていく自分をイメージすることが大切です。喪失の悲しみではなく、必要なことが絞られていく喜びを見出すことです。また、木星逆行の影響は一般的にあまり直接は感じられないものなので、失うことを気にし過ぎるのもよくありません。

③7月28日〜10月18日:出会うべきだった誰かと出会う期間

ここで、逆行する木星がひとつ前の星座、水瓶座に戻ります。あなたは「自分が出会うはずだった人」がどこかにいるのではないか、といった不思議な思いを心に抱くことがあるかもしれません。逆行はその人がやり残したことに出会う期間でもあります。獅子座タイプのあなたは2021年の前半、なんらかの大切な「縁」に巡り合っていたはずです。ただ、それは必ずしも安心できるような出会いではなかったかもしれないのですが。

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