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「鶺鴒鳴 (せきれい なく)」の5日間です(9/12-9/16)

二十四節気「白露」の次候は七十二候「鶺鴒鳴 (せきれい なく)」の5日間となります。

鶺鴒はセキレイと読みます。
セキレイと聞いてその姿を思い出せる人は少ないかもしれません。河川沿いや池、沼といった水辺を住処としている鳥で、主に昆虫などを食べて生活しています。ただ、近年は市街地でもその姿を見かけることが増えているそうです。

ところでこのセキレイは日本の神話の中でとても大きな役割を持っています。
『日本書記』によると、イザナギとイザナミが交わることで日本が生まれたとされます。ただ当初、この二神は性交の仕方がわからなかったのです。そこにセキレイが現れ、この鳥が尾を上下に振る動作を見て性交の仕方を知ったというのです。つまり日本という国が生まれるにあたり、その教師となった鳥なのです。

このためかセキレイは日本各地で神聖な鳥とされていて、さまざまな伝承が残されています。その美しく凛とした姿に、昔の人々は自らの理想の姿を重ねたのかもしれません。