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「蚯蚓出」の時です (5/10-5/15)

二十四節気「立夏」の次候が、七十二候の「蚯蚓出」(みみずいずる)です。

5月10日に「蚯蚓出(みみずいずる)」の季節が訪れます。

土の中で冬眠していたミミズが地表に這い出して来る季節です。
ほかの生き物とくらべてずいぶんと遅い目覚めとなっていますが、ついに地表にてうねるミミズを目にする時期となりました。

見た目から苦手とされることの多いミミズですが、実はとても大切な役割を果たしています。
ミミズは地表の落ち葉を食べては栄養豊かな糞を排泄します。また地中で動き回ることで土をほぐして攪拌します。つまり、豊かな土壌のためにとても重要な役割を担っているのです。
生物学者のダーウィンは29年もの間ミミズについて研究を続け、「人間が耕すよりも前からミミズによって土は掘り返されてきた。このちっぽけな生き物が、世界の中でどんな生き物よりも重要な役割を果たしている。」と称賛しました。

二十四節気で「立夏」を迎え、生き物の生命が萌え上がる季節に入っています。ミミズのこういった活動もまた、地球が活気づく季節を象徴するものです。
占星術的にはいま太陽が牡牛座に滞在しています。この時期は抽象的な考えではなく、現実や直接の手触りが大切になる時期です。それは誰に見られずとも土地を豊かにするために働き続けるミミズのような役割にスポットが当たる時でもあります。

いま、多くの活動を自粛する必要が出ていますが、そうであっても人知れず、将来のための土壌を耕す作業はできるはずですし、またいまはそういった行動がとても必要とされている時期のはずです。