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「蛙始鳴」の時です (5/5-5/9)

二十四節気「立夏」の初候が、七十二候の「蛙始鳴」(かわずはじめてなく)です。

二十四節気「立夏」の初候は七十二候「蛙始鳴(かわずはじめてなく)」の5日間となります。暦の上では夏となり、繁殖期を迎えたカエルが大きな鳴き声を上げ始める季節に入ります。

水田が多い地方ではこの時期の夜、たくさんのカエルが一斉に鳴きだします。「カエルの合唱」という童謡がありますが、止むことなく泣き続けるカエルはこの時期の日本の風物詩とも言えます。「啓蟄」の季節に冬眠から目覚めたカエルですが、この季節に本格始動といった感もあるのです。

ところでカエルは幸運を運ぶ生き物とされています。

カエルは元の場所に「帰る」習性があることからその名で呼ばれ、さらにそのことから「お金が還って来る」「無事に帰って来る」などといった幸運を象徴する縁起のいい生き物として考えられるようになりました。

その他にもカエルは、前にしか飛ばないことから「前進」や「出世」の象徴となり、またたくさん産卵することから「繁栄」の象徴ともなっています。そしてカエルを縁起のいい生き物と考えるのは日本だけでなく、世界中の多くの地域でカエルは幸運を運ぶ使者と考えられているのです。

生命が一斉に立ち上がる美しい「立夏」の季節。響き渡るカエルの鳴き声は、この時期の勢いを象徴しているようです。